最近、私や夫のスマートフォンを持ち出しては将棋のアプリで遊んでいる3歳の息子。
このタイミングで詰将棋を!と、「どんどん強くなる こども詰め将棋 1手詰め」という本で詰将棋を始めました。
幼児でも取り組みやすく、初心者の親にとってもわかりやすい、ありがたい本です!
3歳でも楽しめる「こども詰め将棋 1手詰め」
将棋の導入は、アプリの「将棋ウォーズ」
息子が遊んでいるアプリは将棋ウォーズというものです。
練習用の簡単モードを選んでいるのであまり反撃されず、『お前の勝ちじゃ!』とアプリに言ってもらえるので楽しいようです。
”勝利”と表示された画面を嬉しそうに見せてくれます。
息子は最近「勝ち」にこだわりが出てきて、神経衰弱もカルタもアルゴでも、負けると泣いて「もう一回!」の嵐。
まだ勝負の途中でも負けが見えてくると涙目に、ということもしばしば・・・。
大変ですが、みんなと同等に遊べるようになってきた証拠のようで、いろいろなゲームを一緒に楽しめるようになりました。
アプリは駒の動きがわかりやすい
簡単モードでは、遊んでいるうちにある程度駒の動きを覚えられて良さそうです。
動かしたい駒にタッチすると進める場所だけ明るく、他は暗く表示されるので、小さな子にもわかりやすいと思います。
本は初心者でも安心。「詰み」ってなぁに?から教えてくれる
アプリで遊ぶ回数が増えてきたので、娘も同じ頃に取り組んでいた1手詰めをやってみようと、「どんどん強くなる こども詰め将棋 1手詰め」に誘ってみました。
娘も4歳になる頃に詰将棋をこの本で始め、今は同じシリーズの3手詰めで遊んでいます。
目次:序章で詰将棋について勉強
こちらが1手詰めの目次です。
詰将棋に入る前に、序章で
- 駒の動き
- 「詰み」について
- 詰将棋のルール
を丁寧に教えてくれます。
詰将棋のルールをほとんど知らなかったので、娘とこの本を使い始めた時にとても勉強になりました。
「相手は問題に出ている駒以外の全ての駒を持っていて、使える」というのも初めて知りました!
出題ページ:将棋坊やのヒントを参考に・・
詰将棋の問題は左側のページに、答えはその裏のページにのっています。
出題ページの下にいる駒のイラストがヒントを出してくれます。
まずは問題だけを見て駒を並べて考え、わからなかったらヒントを見て、と進めています。
最初の金で王手をかけるところはわかりやすく、初日は4問ほどやってみましたが楽しく進められました。
夜だったので、また明日ねと切り上げましたが「次のもやりたい」と言ってくれて、気に入ってくれたようです。
翌日も幼稚園から帰ると、本と将棋盤を用意して私を誘ってくれました♪
2章以降の出題ページ
2章からは1ページで2題になり、どんどん解こう!と促されます。
将棋坊やも、端っこでヒントを出しています。
↓答えの説明は変わらず丁寧に教えてくれます。
以前娘が取り組んだ時は、1章でわかるようになってくるとどんどん楽しくなって、2章、3章とぐんぐん進みました。
今回も、横で息子にアドバイスをしてくれています。
息子はまだ始めたばかりなので、この本が1冊終わる頃の成長が楽しみです。
週末に夫が子どもたちと詰将棋をして遊んでくれましたが、息子が正しく王手をかけているのを見てとても嬉しそうでした。
娘の方は、夫と将棋を指して「賢くなったなぁ」と感心してもらえるようになり、「次の5手詰めもやってみたい!」と意欲が出てきました。
夫は子どもの頃、新聞の詰将棋の欄を切り抜きして集めていたそうで、今も頭の体操とリフレッシュに毎日将棋を指しています。
将棋盤を2枚並べて、子どもたちとそれぞれ対局したり詰め将棋をしたり、子どもたちの相手をしてくれている姿は頼もしいです✨
詰将棋で遊んでいるうちに、将棋初心者だった私も前より少し成長したようです。
夫は王と歩兵3枚、私は全て揃えて相手をしてもらってるのですが、先日ついに勝てました!
記念に写真を撮ってしまったくらい嬉しくて、将棋で勝つ楽しさを実感しました♪ぜひ子供達にもたくさん味わってもらいたいです。
初心者に優しい駒!くもんのスタディ将棋
我が家で息子が使っているのは、くもんのスタディ将棋です。
動かし方がそれぞれの駒に書いてあるので、初心者にはとても遊びやすくおすすめです!