我が家の娘は現在小学1年生です。
こちらは1年ほど前に書いた、3歳から5歳にかけて使ったワークについての記事です。
くもん・しちだ・宮本算数教室 など楽しいワークがたくさん
先日5歳になった娘は、「くもん」や「しちだ」をはじめ、いくつかの種類のワークを遊びがてらこの1年間ほど取り組んでいます。
どのドリルも楽しそうに取り組んでいて、お勉強というより遊びの一環として楽しめるのでおすすめです。
「文字を書くこと」に興味がある時期はくもんを使いました
娘が2歳半のころ、鉛筆の練習にと公文の「はじめてのおけいこ」や「はじめてのめいろ」を買ってみました。
当時はまだ、迷路は壁を越えて進んでしまうし運筆も気がつけば欄を飛び出してぐるぐると書いていたりと自由気ままに使っていましたが、大人のように鉛筆を持てることをとても喜んでくれました。
3歳になる頃、お絵描き用に渡していた大学ノートに、小さな文字のようなものを綺麗に並べて書いて得意げに見せてくれた時期がありました。
こう書いてあるんだよと、書いたつもりの内容を聞かせてくれたりしたのが懐かしいです。
文字を書きたい気持ちが強いようだったので、なにかつなげてあげたいなと探し、最初はくもんのひらがなドリルを数冊購入しました。
自分用のワークがあるのが嬉しかったようで、日中の遊びの中で自分から出してきては書いていました。
数字は、やはりお絵描き用に渡していた、百円ショップの「さんすうノート」に書かれているものを、何度も真似して書いているうちに書けるようになっていました。
くもんのドリルの巻末についている、ホワイトボード用マーカーでなぞり書きができる「おけいこボード」はかなり重宝しています。
娘はワークの方を進めたり、こちらのボードでなぞり書きをしたりと、気分に合わせて使い分けていました。
書いて消して、と繰り返し使えるのも楽しかったのだと思います。
おかげでかなり文字を書けるようになっていきました。
娘の真似をして、息子もなぞり書きを真似してみたりと二人揃って活用しています。
お手紙を書いている時など、文字の書き方があやふやで聞かれたときにはこのボードを渡してあげると、自分で確認しながら書き進められるので、ご飯の準備中などには私の方もかなり助かりました。
娘は文字の読みより、書く方がかなり先でした。
3歳から書ける文字が少しずつ増えていき、自由に文字が書けるようになってきたのは4歳になる前くらいからでした。
家族宛やおままごとなどでお手紙をたくさん書くようになり、本人もとても楽しそうでこちらも嬉しかったです。
それに対して読みの方は想像していたよりゆっくりでした。
ひらがなが書けるようになっていたので一文字ずつは認識できていたと思いますが、意味のある言葉としてはなかなか入ってこないようでした。
4歳の後半頃から目につくものを読みあげるようになり、文字を単語や文章として理解できるようになってきた気がします。
5歳になったばかりの今は読みたい気持ちが強く、目につくものを読んでみたり、絵本も自分で読みたい!とゆっくりじっくり音読することが増えてきました。
たどたどしく一生懸命文字を追って読み上げる様子はとても可愛くて、そしてとっても感慨深いです。
まだ先のことだとは思いますが、絵本の読み聞かせはいつまでできるのかなぁとふと考えました。
いつまで求めてくれるかわかりませんが、できるだけ長く続けていけたらいいなと思います。
「3〜6歳までの実践版! モンテッソーリ教育で 自信とやる気を伸ばす」
娘の文字の読み書きの発達の順番について不思議に思っていましたが、最近モンテッソーリの本を読んで、書きと読みに興味を持つ順番を知って、納得しました。
少し話がそれますが、こちら↑の本がとても勉強になり、早く知っていたら良かった!と思うこともたくさんありました。子どもの自然な発達の時期や、それをより伸ばしてあげるための家での取り組みが紹介されていて、とてもおすすめです。
言語や数の敏感期のことも勉強になりましたが、私が一番心に響いたのは、運動の敏感期の中の「お手伝いをしたいという強い衝動」についての一文でした。
「人の役に立ちたいという、敏感期。子どもの中に芽生える、優しく、強い衝動を大切に育てましょう」
今までお手伝いしたい!と言われると、内容やタイミングによっては困った・・・と感じて顔にも出てしまっていたと思いますが、子どもの気持ちをこんな風に受け取れば良いのか、とスッと心に入ってきました。心に留めておきたい言葉です。
「3〜6歳までの実践版! モンテッソーリ教育で 自信とやる気を伸ばす」
漢字の練習には「となえてかく」のシリーズが便利です
文字の関連では、4歳半頃から漢字に興味が出てきたようで「漢字をノートにたくさん書いてー」と何度も頼まれるようになったので、「となえておぼえる 漢字の本 1年生」を図書館でかりました。
とても喜んで、本をとなりに置いてノートに書き写すようになりましたが、本を開いて押さえて・・というのに手こずっていたので、今度は「となえてかく 漢字練習ノート 1年生」を購入しました。
こちらはA4サイズで書き込みやすく、ノートと同じくらいの厚みなので開きぐせをつけたり押さえたりする必要もなく、ストレスが無くなったようでした。
ぐんぐん進むというわけではありませんが、時折思い出したように出してきて、漢字を書くのを楽しんでいます。
七田式は切り口が面白い(空間認識や図形などの問題も楽しめます)
七田式のドリルは4歳になった頃に始めました。
毎日3枚ずつ取り組む、というプリントのセットもとても気になっていたのですが、いつもバタバタして余裕のない現状を思うと毎日コンスタントに進めるのは難しそうで、本屋さんで見かけたドリルの方をやってみることにしました。
最初は3・4歳用から始めました。
年齢ごとに、ちえ・そうぞう・みぎのう・けいさんなどいろいろな種類があります。
娘も面白い!と反応が良く、やりたい時にはどんどん進め、気がのらない時にはすぐ切り上げる、という風に気ままに取り組んできましたが、3・4歳用、4・5歳用を終えて、今は5・6歳用を始めています。
しちだ式のワークは、他のものと少し違った切り口の問題が多くて、面白いです。
普段の遊びだけでは触れなかっただろうなと思う問題がたくさんあるので、取り入れてみて良かったと実感しています。
3歳の時には理解が難しかった足し算も、4歳になった頃に小さな数の足し算からスムーズに理解できるようになりました。
娘の場合は4歳が、足し算の準備が整う時期だったようです。
ちょうどその時期から、しちだのドリルで数や計算に段階的に取り組めたので、とても役立ちました。
夜、寝る前に布団の中で足し算や引き算、ごくごく簡単な割り算のクイズを出して楽しむようになったのも4歳になってからでした。
最近は、20を超える暗算ができるようになったり、お散歩しながら足元のブロックを100以上まで数えたり、ゆっくり、でもしっかり成長しているんだなと感慨深い気持ちです。
3歳の頃は、一桁の足し算ができたりできなかったりで、教えながらやきもきしてしまったのが思い出されて反省します。。
準備が整えば子どもは自然とぐんぐん成長していくんですね。
今夜も布団の中でクイズのリクエストがあり、「お父さんが帰りにクッキーを○枚買ってきてくれました。2人で分けたらひとり何枚食べられるかな?」を、買ってくる枚数を増やしていったり余りを出したり、分ける人数をお母さんも加えて3人にしたり、とたくさんやりました。
娘は考えながら「○枚!」と答えていくのですが、息子が隣で「ぼく ぜーんぶたべたい!!」と答えるのには可愛いくて笑ってしまいます。
ちなみに、たしざんやひきざんの時に、活用しているのがこちらの「幼児のパズル道場 けいさんブロック」です。
簡単な足し算を教えてみようと3歳の頃に購入したのですが、4歳になってしちだのドリルの計算の問題がわからない時などに、自分でブロックを動かして確認できて、とても便利です。
キューブは20個しかないので、問題に出てくる数が大きくなって足りない時は、くもんの玉そろばんを使っています。
「くもんの玉そろばん120」
宮本算数教室「算数と国語を同時に伸ばすパズル」は数独にも親しめます
宮本算数教室の宮本哲也さんの「算数と国語を同時に伸ばすパズル」も面白くてとてもおすすめです。
4歳のあいだに入門編をゆっくり進め、先日から初級編を始めました。
手がかりの文章の情報を整理して、答えを表に書き込んで答える、論理的な思考を育てるものです。
回答にカタカナの言葉が多いので、カタカナの練習にもなっているかもしれません。
(この影響かカタカナにも興味が出てきたので、くもんのカタカナおけいこ を買いました。やはり巻末のおけいこボードが役立っています。)
解く過程で、私は表に書き込まないと頭の中を整理しにくいのですが、子どもは頭が柔軟なのか、私が読みあげた問題を耳で聞くだけで理解できていたりして、感心します。
入門編の最後の方の数ページはなかなか難しくなってきます。
苦戦していたのでまた今度にしようか、と勧めたのですが、次のレベルの初級編を買い置きしてあるのを娘に見つかってしまって、初級編を見てみたい一心で乗り切っていました!
推理パズルの裏はすうじパズルになっていて、簡単な数独の問題を解きます。
こちらも、4歳でとけるのかな?と思っていましたが、簡単な問題から始まるので楽しく取り組めました。
単純な正方形だけでなく、段々と変形の4分割なども加わっていくのですが、順を追って進んでいけるので、スムーズにステップアップできました。
隣で「ここ2が入るのかな」とアドバイスしたつもりが「でもこっちに2がくるから重なっちゃうよ」と指摘されたりしています。。
数独は私も子どもの時から両親と遊んでいたので、こうして娘も少しずつ親しんでいるのを見るととても嬉しいです。
子どもの頃、父とコタツにあたりながら夜遅くまでそれぞれに数独を解いていたことを、懐かしく思い出しました。
こちらのドリルは、一冊の中が3段階にレベル分けされていて、1段階終わると表彰状がついています。
これが思いの外娘に喜ばれ、早く表彰状が欲しくてもう少しやりたい!につながっています。
子どもの気持ちをよく考えて作られているのがわかりました。
同じく宮本哲也さんの「賢くなるパズル」シリーズも楽しくておすすめです。
最近、のび太くんやカツオくんの影響なのか、宿題やりたい!とよく言う娘と、また良いワークを見つけながら遊んでいきたいと思います。